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ボーカルレコーディング

ボーカルレコーディングの善し悪しは聴き手にはかなり分かり易く目立つ部分

音楽制作で非常に重要な部分を占めるボーカルレコーディング。聴き手にはかなり分かり易く目立つ部分で、そこが良い録り音であるかそうで無いかで聴き手のその曲、その作品に対する印象は当然ながら大分変わると思います。

スタジオアズ音楽制作コンテンツは自社スタジオでのボーカルレコーディングをセットに出来、ちゃんとした環境、機材でレコーディング可能ですが、遠方のクライアント様へはオンラインでの楽曲のみの提供と言う形になってしまいます(もちろん遠方在住でもスタジオまでお越しいただけるクライアント様にはセットに出来ますが)

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そんなクライアント様に、歌録りについてのアドバイスを求められた場合、一番良いのは都内の完全にプロ仕様なレコーディングスタジオでレコーディングすること。難しいことを考えないで良い物を作りたいならそれに限るとアドバイスさせて頂きます。それはもちろんですよね。大規模な予算の掛けられた、何十万枚、何百万枚と動くメジャーレーベルの案件はほとんどがそう言う億の桁を掛けて作られてるスタジオで録られてる訳だし、それだけの価値のある物に対応したクオリティーの録音ってことですよね。

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レコーディングスタジオは小規模コンパクトスタジオの時代に

しかし、、、10年位前まではそれが全てでした。が、今は決してそれだけが全てでもなかったりします。作曲家、アレンジャーそれぞれが当たり前に個人でコンパクトなハウススタジオ、ホームスタジオを持つ時代になり、そう言う大型レコーディングスタジオで所有する機材環境や防音環境を個人レベルでも持つ時代になりました。そして、メジャーレーベルの大型案件でも、アレンジャーのハウススタジオで歌録りまで行うと言うことも珍しくも無い話なのです。それは機材やテクノロジーの進化と低価格化と共に、大型レコーディングスタジオでもない個人レベルでも、世に通用する録音を出来る様になったと言う背景ですね。

と言うことはすなわち、インディーズ、アマチュアミュージシャンや趣味で音楽活動をする個人アーティストでも、機材のチョイス、投資の仕方を間違えなく、かつサウンド的な部分の音作りセンスさえあれば録音に関しては出来てしまうと言うことです。そんなことは今さら言うまでもなくそれをやってる人は今でも山ほど居ます。ただ、使っている機材がプロとは違う物を使っている場合が多いと思います。

次回はそのより良いボーカルレコーディング、録音をする為の機材についてお話したいと思います。


楽曲制作からレコーディング、ミックスダウンまで 音楽制作のStudio-az(スタジオアズ)

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